基礎パッキン工法は結露はしない?

2022年11月01日

基礎パッキング工法とは、基礎のコンクリートと土台となる木部の間に隙間を開けて床下の換気を促す工法です。

基礎パッキンを採用するメリットは

  • ・基礎に換気口を開けないため、コンクリートの強度が維持できる
  • ・雨水の侵入の可能性が低い
  • ・床下換気口と比較し、換気効率が高い

床下換気対策として、採用される基礎パッキング工法ですが、本当に結露や湿気の問題はないのでしょうか?

夏場になり弊社に基礎パッキング工法で建てた住宅のお施主様やハウスメーカー、工務店、建築設計事務所から「床下の結露で困っている」などの相談が多く寄せられています。

原因は基礎パッキンだけでは換気が足りず、外気・床上と床下環境の温度差で結露が発生しひどい住宅では水たまりができる程です。特に家の中央部、及びトイレや洗面所など水回りの床下が結露やカビが発生しやすくなっています。床下の湿気は木材腐朽菌が発生し、土台となる木部を腐らせ建物の耐久性を大きく損なわせます。

床下用電子除湿ユニット ドライプロ

ドライプロは基礎パッキンや基礎断熱といった現代住宅の多い床下工法に対応する床下専用除湿機器です。湿気や埃の多い床下でも故障しにくいペルチェ式冷却機と専用の撹拌・拡散型送風機の組み合わせにより床下を確実に除湿し、結露・カビ・腐朽菌などの発生を抑えます。

床下用電子除湿ユニット ドライプロの効果検証データ

床下用電子除湿ユニット ドライプロの構成

ドライプロ 基礎パッキン・基礎断熱工法 対応(対策)範囲イメージ図

基礎パッキン工法に対応。ブロワー型換気システム

従来型の床下換気扇では取り付けることのできなかった、基礎パッキング工法の住宅でも専用のスリムノズルを装着し、基礎パッキンのすき間に差し込むことで簡単に取り付けることができます。
高耐食性めっき鋼板仕様ですので耐久性にすぐれ、サビにくく、丈夫で長持ちです。

スリムノズル(基礎パッキン用 排気ノズル)