床下換気扇の効果について

2021年04月14日

塀やフェンスで囲まれた住宅は換気口や基礎パッキン工法での換気では不十分

床下換気は、換気口だけでは不十分です。また、換気口の1.4倍の通風面積がある基礎パッキング工法でも、塀や植木等で風が動きにくく周囲に環境により期待しているほどの通気性の改善が見られないのが現実です。

床下に湿気問題が発生しやすい環境は以下の通りです。

・隣近所に住宅がある又は住宅密集地。

・住宅の周囲がブロック塀や植木を植えている。

・床下の中基礎が迷路のように複雑に入り組んでいる。

・床下換気口が少なく、空気の淀みや換気不足な所がある。

・床下基礎の温度が低く、梅雨時期や夏季に結露が発生する。

・周囲近辺に川や田んぼ又は森林がある。

・周囲地面の水はけが悪く、土が湿っている事が多い。

そこで床下換気の効果を発揮するのが、機械換気による強制換気(床下換気扇)です。                             床下換気扇の具体的な効果を紹介いたします。

木材腐朽菌の繁殖防止

木材腐朽菌とは、木材の主成分であるセルロース、ヘミセルロース、リグニンを分解して木材を腐らせる菌です。繁殖すれば木材が腐り、住宅の強度は低下します。木材腐朽菌の繁殖条件は湿度が85%以上、木材含水率が20%以上の高温多湿の環境を好むと言われています。床下換気扇は、床下の湿気を取り除き木材腐朽菌の繁殖を防ぐ効果があります。

【床下換気効果実験報告書の木材含水率データ】


換気通風

「自然換気」と機械換気による強制換気「床下換気扇」との気流の違いを示しております。シミュレーションは県工業技術センターにて 解析いたしました。自然換気時は南側がやや通風が有りますが、家の中央部から北側は風が澱み、十分な換気がされていません。             機械換気時は南側から温かく乾いた外気が流入し床下の隅々まで換気がしているのが確認できます。 

結露防止

下の写真は結露が発生している住宅に床下換気扇を設置し、結露防止効果を検証。                                                 換気扇設置後1年の写真には全く水滴がついていないことが分かります。

住宅の強度を低下させない

木材は含水率が2%低下すると曲げ強度は10%向上すると言われています。床下換気扇を設置することにより、木材の含水率を低下させることで強度を低下させない効果があります。

害虫(シロアリやダニ)やカビの活動を抑制

シロアリやダニなどの害虫やカビは、じめじめした湿気の多い場所を好みます。住宅でもっとも害虫やカビが発生しやすいのは、水を使用するお風呂場や洗面所、トイレ、台所などの土台や床、柱だと考えられます。床下換気扇は、床下環境を改善することで害虫、カビの活動を抑制する効果があります。

床下からの悪臭の低減

点検口や床下収納庫を開けた時に悪臭を感じたら、床下に湿気がたまりカビが発生している可能性があります。そのまま放置しているとカビの臭いにより体調を悪くする可能性もあります。                                                              床下換気扇で悪臭の原因であるカビを抑制することで、悪臭の低減効果が期待できます。

  

床下の湿気、結露でお困りの方はセイホープロダクツへお問い合わせ下さい。