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ひとつでも該当すれば、
住まいの危険信号

  • 床下収納庫や畳をあけると、なんとなくカビ臭い。
  • 押入れの壁やタンス近くの壁に黒いシミができている。
  • 窓や窓の桟の下の方にいつも結露が落ちている。
  • 畳が湿っぽく、ブワブワしているような気がする。
  • 床がきしんだり、時々お風呂場などで羽蟻を見かける。
  • ダニにさされることがよくある。
  • 床板がベタベタしている。
  • 布基礎がいつも湿っている。またはコケが生えている。
  • 布基礎にひび割れがある。

現状分析と問題点

日本の風土・現代住宅の構造

日本の気候は高温多湿型です。そんな日本の気候の特長を考えられて造られた伝統的な日本の木造住宅は、日本の気候に適応して床が高く、解放された床下でした。しかし現代住宅は、高断熱・高気密化が進み、床下は地震対策など強度を高めるため、基礎に囲まれており、換気口はあるが風が入りにくい構造になってしまっています。
換気口形式の1.4倍の通風面積があると言われる基礎パッキングエ法は、雨返しのカバー、防虫ネットが全周囲の換気口をおおい、また周囲の塀や植木等で風が動きにくく、思ったほど通気性の改善は見られません。販売施工店の声をお聞きすると「基礎パッキング工法は頭から通気性に優れていると思い込んでいた・・・」というのが圧倒的です。
高気密化された湿気の逃げにくい構造であり、換気不足と日が当たらず温度の低い床下は、外気や室内との温度差で相対湿度をあげ、結露を起しやすい環境になってしまいます。温度差によって湿気が結露をおこし、それによって合板や木材が腐り、家の寿命が短くなったり、カビやダニの発生の原因となります。

基礎パッキングエ法
基礎パッキングエ法
湿気による悪影響

腐朽菌は、床下、畳の下、押し入れ、台所などに発生しやすく温度20~30度、湿度75%以上の環境で繁殖します。カビも、換気が悪く、風が動かない環境で胞子菌は繁殖します。室内においても部屋の隅、タンスの裏側などにカビが生えるのは、風が動かないからです。
また、湿気の多いじめじめした所は、シロアリの被害になりやすい条件になります。シロアリや木材の腐朽菌は木材を腐らせて強度を弱め、家の寿命を縮めています。

湿気による悪影響
深刻な床下の結露

最近の住宅は、コンクリートで覆われたベタ基礎が採用される事が多く土壌そのものからの湿気は抑制されるようになりました。
その反面、気密性が高まり多量の結露は発生し深刻な被害も増えています。
特に水回り付近は結露が発生しやすく床下の空気も動きにくいため湿気がこもり、時間の経過とともにカビや腐朽菌の温床になることもあります。
結果として木部の強度劣化につながり地震などへの影響も心配されます。

深刻な床下の結露
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床下換気換気システム

1家の寿命が伸びる。
木を腐らせない(腐朽菌の繁殖を防止する)腐朽菌は木材の含水率が20~25%を越えると腐朽が起こりやすい。と専門書に謳ってあり、換気をすること でこの悪条件を改善できます。
  • 床下含水率を低下させる。
  • 換気通風
  • 結露防止
テストハウスにおける床下束柱木材含水率比較
2家の強度(耐震)を低下させない。
木材は含水率が1%低下した場合、曲げ強度は5%向上する。
木材含水率を低下させる。
木材の含水率
3シロアリやダニ・カビの活動を抑制。

シロアリ

被害になりやすい条件に「比較的湿気の 多い所」「基礎の低いじめじめした所」「床下換気口が小さく位置が低い住居」などが専門書に謳ってあり、換気をする ことで条件を改善できる。

  • 水分量を低下させる。
  • 換気通風(風が動く所をいやがります)

カビ

木材の含水率が高くなるとカビの生育に必要な水分(自由水)が存在し、カビが生育しやすくなる。

  • 木材含水率を低下させる。
  • 換気通風
  • 結露防止

ダニ

ダニの発生を防ぐには「換気・通風の庭進する」「ダニの餌となるカビの発生を防ぐ」などが専門書に謳ってあり、換気をすることでこの条件を改善できる。

  • 換気通風
  • 水分量を低下させる。
4床下からの悪臭を低減させる。
カビ臭や木材の腐朽臭を室内へ流入する事を低減できる。
  • 換気制御(風が常に動いている)
  • フィトンチッド効果

動画で「床下換気の必要性」を分かりやすく説明しています