気密性や断熱性が高まっている現代の住宅は小屋裏の換気は必要になります。一般的に、小屋裏は自然換気のため換気口を設けますが、それだけでは十分な換気が出来ているとはいえません。小屋裏の換気が不十分だとこのようなトラブルが発生します。
●「夏場は屋根が朝から晩まで熱せられるため小屋裏に蓄熱され、室内の温度を上昇させ冷房効率を低下させます。」
●「寒い冬は暖房をつけると、小屋裏と室内の温度差が生じ、水滴となり結露を発生させます。結露は屋根の構造の劣化、シロアリなどの害虫を呼び、カビやダニなどが発生し健康にも悪影響を及ぼします」
小屋裏を換気する事は、住宅の寿命を延ばすとともに、住まいの快適なを維持していく点からも重要です。
小屋裏換気扇を取付けたユーザーの声
「夏場の2階へ階段で上がる時、2階近くになると1段1段上がる度に温度が高くなっていた事がなくなった。」
「夏場の夜、2階の部屋に寝る時にエアコンを入れてもがなかなか効かなかったのが、すぐに効くようになった。」
小屋裏換気扇の効果がわかる実験をご紹介
小屋裏の自然換気と強制換気の効果検証テスト
九州大学 工学部建築学科 尾崎研究室との共同研究でさまざまな条件でシミュレーションを行い、強制換気時の小屋裏温度効果3.4℃~最大 8.7℃(市街地/南片流れ) の改善結果が得られました。